令和4年第3回川島町議会定例会は6月8日に開会し、14名の議員が出席した。
議長の小峯松治氏は会期を6月8日から6月15日までの8日間と決定した。
その後、行政報告として飯島和夫町長が新型コロナウイルス感染症に関する状況を報告した。感染者数は減少傾向にあり、接種率は65歳以上で93.8%、12歳以上で72.4%に達しているという。若年層へのワクチン接種も進めていく考えを示した。
次に、議案として4つの条例の改正案が提案された。川島町公民館設置及び管理条例の一部改正では、出丸公民館及び小見野公民館の移転に関する内容が盛り込まれており、これに対する質疑が展開された。議員からは、教育委員会との事前協議の状況について質問があり、小久保聡生涯学習課長が公民館の運営に関する説明を行った。
さらに、子育て支援医療費、ひとり親家庭等の医療費、重度心身障害者医療費支給に関する条例も改正され、それぞれの支給内容の拡充が図られることが確認された。特に子育て支援の充実が町の施策の一環として強調された。
また、新型コロナの影響を受けた生活困窮者への支援や商工業者、農業者支援についても事業として展開し、町の生活環境を守るための努力が求められている。