令和4年第4回川島町議会定例会が9月1日に開会した。議会の進行を担当する小峯松治議長は参加議員の出席を確認し、議事を開始した。出席した議員は14名で、欠席は石川征郎議員であった。
本定例会では、令和4年度一般会計及び各特別会計の補正予算が審議される。主な内容として、農業者や商工業者への支援策、健康福祉や教育に関する予算が含まれている。特に注目されるのは、住宅リフォーム助成金の制度拡充で、今年度から年に1回の申請が可能となり、申請件数が急増している。これにより、町内のリフォーム業者への支援にもつながっているという。
また、議案では新型コロナウイルス感染症対策としての具体例が挙げられ、町民の健康維持や感染症の防止に向けた取り組みが進められている。町長の飯島和夫氏も特に保健と福祉に力を入れる方針を表明し、ワクチン接種の推進に関する報告を行った。
具体的には、4回目のワクチン接種を行うための催しが企画されており、町民が容易に接種できるような環境整備を進めている。また、町長は感染症に対する危機感を持ち続け、町民への呼びかけを強化する意向を示した。
この議会では、コロナ禍における物価高に対しても迅速に対応している。特に、学校給食費への支援が見込まれ、経済的負担を軽減するための追加予算が提案された。このような取り組みは、保護者の負担軽減を目指して行われている。
なお、議会の中で多くの質問が出されたが、特にスクールバス運行に関する議論が活発である。教育委員会は学校間の距離や安全対策の必要性についての意見を受けながら、今後の運行計画を検討しているとのことだ。これにより、今後の具体的な対策が期待されている。