令和元年第5回川島町議会定例会が12月6日に開かれ、重要な議題が取り上げられた。
議会ではまず、森田敏男議員が「川島インターチェンジ南側地区開発」について質問。飯島和夫町長は、開発の実現に向けて都市計画の調整が進んでいると説明した。
次に、台風19号による農業被害についても取り上げられた。青木健農政産業課長が被害状況を報告し、特に農業用施設の損壊に加え、農作物にも甚大な影響があったことを明らかにした。農業者からは被害に対する支援要望が寄せられている。
また、道路整備についての進捗状況についても質疑があり、石川和貴まち整備課長が、町道1-2号線の整備が予定通り進んでいると述べた。道路整備に関する要望も259件寄せられていることがわかった。
歩道整備に関しては、進捗が31%に達したと報告され、有効な対策が検討されている。
そこで、今後の施策に関して、飯島町長は見通しを語り、積極的な支持を求めた。一方で、町民の安全を確保するための治水対策の強化についても言及があった。治水事業に対する要望が高まっている中、特に新江川の堤体補強が求められている。
また、議提第4号として「治水対策の強化を求める意見書」が全会一致で可決された。意見書では、荒川、入間川等の堤体補強や河道の浚渫を早急に実施するよう求めている。
本会議では、その他にも川越地区消防組合の議員選挙や文教厚生常任委員会からの継続審査申し出についても議論された。