令和元年5月8日、川島町議会の臨時会が開催され、すべての議案が承認された。
特筆すべきは、新議長に爲水順二議員が選出されたことである。この選挙には14名が出席し、爲水氏は12票の支持を得て当選した。この結果に対し、爲水氏は感謝の意を表し、「信頼される議会を目指す」姿勢を強調した。新しい時代の幕開けを迎え、町民への期待に応えるため進んでいくという意志が感じられる発言であった。
また、副議長には新井悦子議員が選出され、こちらも13票を集めて当選した。両氏ともに、町民の負託に応えた議会運営を目指すことを表明している。新井副議長は、開かれた議会を実現していく方針を示した。全国的に注目される自治体の一つとして、川島町の議会は、町づくりにおいて一層の発展が期待される。
この議会では、常任委員会や議会運営委員会の選任も行われ、特に小峯松治議員が総務経済建設常任委員会の委員長に選任された。各委員会の運営が今後の議会活動を左右する重要なポイントとなる。
さらに、破産していた地方税法の改正に従い、川島町税条例の一部改正や国民健康保険税条例の一部改正も提起され、これらは専決処分として承認された。これらの改正は町民にとって重要であり、滞納者への対応や低所得層への配慮が焦点となっている。特に、財政状況や滞納の実態についての議論が続く中、今後の政策に必要な情報が図られる。
この会議はまた、監査委員の選任も含まれ、森田敏男氏が指名された。監査機能の強化を図る意図が伺える。全体として、議会運営は住民福祉の向上に寄与することが求められている。選出された新しい議会役員が果たす役割は大きく、期待がかかる。