令和２年第１回川島町議会定例会が開かれ、複数の重要な議案が上程された。
特に、令和２年度川島町水道事業や下水道事業の予算が議論され、質疑が行われた。水道事業予算においては、質疑がなかったが、下水道事業予算については、菊地敏昭議員が質問を行った。彼は、一般会計からの補助についての扱いや、飯島雨水幹線６号の工事に関連する懸念を示した。
菊地議員の質問に対し、小久保聡上下水道課長は、一般会計からの繰入れについて詳細な説明を行った。具体的には、補助金が１億1,169万円になること、また負担金や出資金についても触れ、柔軟な対応を示唆した。菊地議員は、町の発展には欠かせない工事であるが、安全性への配慮も必要であり、発言を締めくくった。この点は、町民の安全に対する鋭い視点を反映している。
また、町道路線の認定についての議案も上程され、こちらについても議論は盛り上がりを見せなかったが、各所管課長から詳細な説明が行われた。この点については、今後の展開が注目される。
最後に、川島町老人福祉センター及びデイ・サービスセンターの指定管理者についての議序もあった。矢内秀憲議員が、選定の経過について質問し、懸念を示した。内野修一健康福祉課長は、募集期間や審査日について具体的に答弁した。これにより、運営の透明性が保たれていると感じられる。
本議会は、今後の各常任委員会での審査を経て、最終的な結論に至る見込みである。議会の透明性や効率性を期待し、さらなる町の発展を共に願いたい。