令和2年3月27日、川島町議会において第1回定例会が開催された。議長の爲水順二が開会を宣言し、全議員の出席を確認した後、議事は進められた。
最初に、会議録署名議員として石川征郎議員と道祖土証議員が指名され、会期の決定が行われた。会期は令和2年2月27日から3月12日までの15日間とし、異議なしで決定した。
続いて、議長による諸般の報告があり、川越地区消防組合議会や比企広域市町村圏組合議会、埼玉中部資源循環組合議会からの報告が行われたことが伝えられた。報告では、令和2年の新型コロナウイルスの影響が議論され、地域における感染症対策の重要性が各議員から強調された。
飯島和夫町長は、同定例会の行政報告において、令和2年度の予算案をはじめ、町政の重要案件について審議を行うことを述べた。特に、感染症対策としての防災計画の強化や新型コロナウイルスに関する情報提供体制の充実を求めた。
また、町長施政方針として、今後の持続可能な町づくりや地域創生に向けての取り組みが述べられた。特に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた準備、災害対策の強化、ゼロウエスト推進に向けた新たな組織の設立などが挙げられた。
各議案に関しては、議題ごとに詳細な説明がなされ、質疑応答が行われた。特に、川島町印鑑条例や水防団条例、災害弔慰金の条例改正については、議員から具体的な質問が寄せられ、活発な議論が展開された。