令和4年第6回川島町議会定例会では、補正予算や町道の廃止などが審議され、いずれも原案通り可決された。
町長の飯島和夫氏は、追加議案について、妊娠時から出産、子育てまでの相談支援を充実させるための費用を含む補正予算を提案した。具体的には、国・県補助金の出産子育て応援交付金を活用し、1,143万7,000円が追加され、総額は82億2,979万6,000円に達することとなる。
議案第49号では、職員の定年等に関する条例の一部改正が審議され、職員の退職金や年金に関する質疑が行われた。定年延長に伴う影響についても確認され、最終的に全員賛成で可決された。
議案第56号においては、一般会計補正予算第6号が中心の議論となった。旧小学校校舎の公民館活用には約1億円かかるが、消防法に適合するための工事が必要と言及された。また、新規就農者支援として500万円が計上され、国や県からの交付金も期待されている。光熱水費が前年比で23%上昇する見込みであり、イルミネーション事業についても継続する意向が示された。
加えて、議案第57号、『川島町水道事業会計補正予算(第3号)』も質疑無く可決された。
最後に、議案第58号では町道4074号線の廃止が提案され、耕作する方が利用している状況から、一部の払い下げが決定された。町長は施行50周年について、これまでの歴史を振り返り、今後の町の発展への意欲を示した。議会はその後閉会し、視察が行われた。