川島町の令和元年第5回定例会にて、台風19号に関する水防団の活動が報告された。水防団は、81名が出動し、河川の巡視や越水の懸念があった箇所での土のう積みを行った。特に、越辺川や都幾川では流域の水位が急激に上昇したため、団員の活動が求められたとされ、活動に対する感謝の意が表された。
また、議会では消防団員の不足が指摘され、定員129名のうち121名が現在所属しており、8名の欠員があることも伝えられた。消防団員の募集については、川島町消防署と連携を取りながら進めていく方針が示された。
教育長からは、高校生の通学に関するサポートが求められ、バスを利用した場合の通学費が高額であるため、経済的な支援を検討してほしいとの意見が出された。さらに、近隣高校への送迎バスの設置を要望する意見もあり、町全体での支援が必要とされている。
総合型地域スポーツクラブについても設立の議論が進められており、町民の参加と交流を促すため、費用を抑えた体験型のスポーツ活動が企画されることになった。クラブ設立における課題として、会員の確保と運営の持続可能性が挙げられており、町と協議しながら進める必要がある。教育長は、様々な活動を通じて地域活性化に寄与したいとの考えを示している。