川島町議会は、令和5年9月に開催した定例会において、さまざまな議案が審議された。
主な議案には、令和4年度一般会計から国民健康保険、介護保険、後期高齢者医療特別会計に至る決算認定に関するものがあり、歳入歳出についての討議が交わされた。
特に一般会計歳出について、議員からの質疑が多くあり、渋谷幸司議員は「昨年度に比べ大きな不用額が生じている点について質問した」と述べる。具体的には、学校跡地の利活用や地域公共交通対策に関連しての質問が飛び交い、「今後どうなるのか」という町民の関心の高さが伺えた。政策推進課の藤間隆課長も、「現在、利用に向けての検討中である」と説明した。
水道事業会計に関しても、渋谷議員が「受水量の単価について懸念を示し、今後の水道料金に影響が出る恐れがある」と問いかけた。
また、議案第52号の下水道事業においては、浸入水調査の実施が示され、令和5年度に具体的な調査を進めると意気込む姿勢が表明された。町内浸水対策が強化される中、今後の方針にも注目が集まる。
請願の中で、山崎宣佳議員が提出した「日本政府に核兵器禁止条約の署名と批准を求める意見書」では、昨年と異なり、締約国会議にオブザーバー参加を求める立場が強調され、議会の伝えるべき役割の重要性が講じられ、今後の動向が注目されています。