令和3年9月2日、川島町議会の定例会が開催された。
出席した14名の議員たちにより、会議が開始され、議長は会期を9月2日から9月15日までの14日間と決定したことを報告した。
この会議では、行政報告が特に注目を集めた。
飯島和夫町長は、新型コロナウイルス感染症の影響に関する深刻な現状を説明した。特に、変異株の影響で感染者が急増していることが言及され、医療逼迫の状況や自宅療養者の増加が懸念された。町では、感染者へ自宅療養セットの提供を行っており、その重要性が強調された。さらに、町民へのワクチン接種の進行状況も報告され、現在の12歳以上の接種率は56%に達していると伝えた。
また、新設される川島町地域商社についても触れ、町内の事業者と連携を進めていくことが明言された。この地域商社は、地域経済の活性化に役立つような取り組みを行う予定である。更に、デジタル化推進の取り組みも紹介され、業務効率化の方法についての具体的な内容が説明された。
通常の議題に戻り、町政に関する様々な報告が行われた。議案第42号の専決処分の承認を求める案件については、全ての議員が原案通りの承認に合意した。また、第43号の第六次川島町総合振興計画基本構想も可決された。