令和3年5月14日、川島町議会は臨時会を開催し、様々な議題が審議されました。議長の辞職や新たな議長の選出が行われ、新たな議会運営のスタートが切られました。
会議の冒頭、爲水 順二議長が議長辞職を発表しました。「2年間、大変お世話になりました」と感謝の意が表され、その後の議長選挙へと進みます。新たに小峯 松治議員が議長に選出され、「円滑な議会運営に努める」との意気込みを語りました。
次に、常任委員会と議会運営委員会の委員選任について議論され、合計14名の議員が選任されました。新井 悦子議員が副議長に選任され、町議会に新しい顔ぶれが加わることとなりました。
専決処分に関する議案も2件審議されました。川島町税条例の一部改正が提案され、さらには令和3年度の一般会計補正予算が説明されました。これにより、総額約69億円の補正予算が承認され、町の財政改革が進む見通しが示されました。
飯島 和夫町長は、「ポストコロナを見据えたデジタルトランスフォーメーションを推進する」とし、ワクチン接種の重要性についても触れました。ワクチン接種券の発送状況や今後の接種計画が説明され、市民の安全が強調されました。彼は町民への理解と協力を求め、「新たな課題にも真摯に向き合っていく」と述べました。
討論では、マイナンバーカード普及率向上計画についても議論が行われました。「商工業者のキャッシュレス化推進が急務」との意見もあり、町としての後押しが求められました。
臨時会は、新しい議会体制が確立したことをアピールしつつ閉会を迎えました。今後の町議会の活動が地域発展に寄与していくことが期待されています。