令和元年12月4日、川島町議会定例会での質問において、災害対策や避難所対応、自主防災組織の活動に対する期待が示された。特に、台風19号を背景にした災害への危機感は町民の間に広がり、今後の対策が求められている。新井悦子議員は、まず初めに災害対策について質問を行った。彼女は、今回の台風19号で、多くの町民が影響を受けたことに触れ、災害の後に必要な対策の重要性を強調した。
新井議員は特に、避難所の運営や、町民が安心して避難できる環境の重要性について具体的に問いかけた。その中で、災害発生時には、感染症対策を含めた避難所の運営が求められることが指摘された。その質問に対し、飯島和夫町長は、災害対策の重要性と町民の安全を守る施策の実施に向けて全力を尽くす意向を示した。
加えて、新井議員は農作物の被害や家屋の浸水といった具体的な被害事例を挙げ、適切な対策について質問した。町長は、これに対し、気候変動を考慮した具体的な防災対策の実施を約束し、地域全体での危機管理と避難行動の重要性を再確認した。
また、今後、町内各所における自主防災組織の活動を強化すること、特にコミュニティでの連携を深めることで、地域全体の防災力を向上させるべきとの意見が出され、町長も賛同した。