令和5年5月10日、川島町で開催された第2回議会臨時会において、重要な選挙と予算の承認が行われた。
最初に、議長選挙が実施され、道祖土証議員が当選した。道祖土議員は、議会運営の円滑化を目指し、住民のニーズに応える活動を進めていくと意欲を見せた。
次に、副議長を選出する投票が行われ、柴田一典議員が満票で選ばれた。柴田議員は、議長をサポートし、開かれた議会の実現に向けて全力を尽くすと述べた。これにより、議会の運営体制が整った。
今回の臨時会では、議会運営委員会の委員や常任委員会のメンバーも選任された。特に、通常の手続きに則り、細心の注意が払われている。臨時会の一環として、川越地区消防組合議会議員や比企広域市町村圏組合議会議員の選挙も行われ、その結果、当選者が認定された。
また、町長提出の議案についても、多数の議員から支持を得て、専決処分の承認や補正予算が可決された。具体的には、令和5年度の一般会計補正予算が承認され、予算額は総額78億3,060万8,000円となった。これらの施策は今後の町政推進に寄与することが期待されている。
重要な議案として、川島町税条例及び国民健康保険税条例の改正も承認された。これにより、高所得者により多くの負担を求める一方で、中間所得者への配慮がなされた。特に、所得による軽減措置が拡大されることが報告された。
この臨時会を通じて、議会は町民からの信頼を受け、まちづくりに向けた姿勢を新たにすることが確認された。新しい正副議長を中心に、議会全体が団結して、町民の期待に応えるために全力を尽くす意向を示している。町長の飯島和夫氏も、これからの協力を呼びかけ、議会の重要性を改めて強調した。
議会は無事閉会し、議論の成果が実を結ぶことを期待されている。