令和4年12月6日に開催された第6回川島町議会定例会では、町政一般質問が行われ、議員たちが様々な施策について質問を行った。
中でも、矢内秀憲議員は「川島町国土強靱化地域計画の推進」について言及。彼は、計画の実施にあたり、人命保護や地域住民の役割の重要性を強調し、様々な取り組みを提案した。これに対し、飯島和夫町長は、国の基準に沿った計画を策定し、地域の安全を守る施策が進められていることを報告した。有効な進捗管理が求められている。
一方、高齢者福祉の拡充についても焦点が当てられ、議員たちは独り暮らしを対象とした生活支援策の拡充や安心して暮らせる環境整備を求めた。教育長は地域包括ケアシステムの更なる充実や医療、介護との連携を強化する姿勢を示し、コミュニティ全体が高齢者を支える仕組みの必要性を訴えた。特に、独り暮らし高齢者への家具転倒防止用品の提供を提案した事例も挙げられた。
また、加藤進議員は普通自動車運転免許証の取得支援策について提案。交通手段が限られる町のため、免許取得への経済的支援が町民の生活の質を向上させる可能性があると語った。町長はこの意見に同意し、社会情勢を考慮しながら今後の方針を検討することを約束した。
さらに、地域の祭り活動についても話題に上り、今後の農業商工祭の開催や集客促進策など、地域振興に向けた具体的な取り組みも議論された。町内のイベントに対する多くの期待が寄せられる中、商工会や農協との連携を強めることが重要だとされている。