川島町では令和5年6月の町議会定例会において、農業政策、公立保育園の民営化、通学路の安全確保、自主防災組織に関する議題が審議された。
まず農業政策について、町長の飯島和夫氏は、川島町が進める農業中間管理機構を通じて農地の集積を積極的に行っていると強調した。現在、集積面積は805ヘクタールを超え、県内で3位の実績を誇る。一方、課題として耕作放棄地の増加や高齢化への対応が挙げられた。
また、農業経営の安定化に向け、新規就農者支援や再圃場整備の推進が重要である。新規就農者が安心して営農できる環境整備に努め、農業の持続可能性を目指していく基本方針が示されている。