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羽生市議会、GIGAスクール構想やごみ焼却施設の広域化を議論

羽生市議会でGIGAスクール構想やごみ焼却施設の広域化が議論され、健康への配慮やコスト削減が焦点に。
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令和3年3月5日、羽生市議会の一般質問で、各議員が様々な課題を提起した。特に注目されたのは、斉藤万紀子議員によるGIGAスクール構想とその影響に関する質問である。

GIGAスクール構想に基づいて、羽生市では全児童・生徒に端末を配布予定である。この構想によるICTの活用は教育向上に資する一方、子どもたちの健康への悪影響が懸念されると斉藤議員は強調した。具体的には、健康管理や保護者への情報提供の重要性が指摘された。これに対し、川島規行学校教育部長は、目の健康に留意した授業運営や、家庭との連携を通じた健康状況の把握の重要性について述べた。

次に、中島直樹議員の質問では、近隣市とのごみ焼却施設の広域化の展望が議題に上がった。市長は、羽生市が取り組む広域化の方針を示し、最適な施設整備の必要性を強調した。この取り組みには、将来的なコスト削減と環境負荷の軽減が期待される一方で、障壁も多いとの見解が示された。

さらに、江原博之議員は、学校給食費の公会計化について調査すべきと主張した。公会計化導入後の効果についても触れ、スムーズな運営を行うための取り組みが求められた。川島部長は、従来のシステムの課題と照らし合わせながら、今後の検討を進める旨を述べた。

その後、福島県沖の地震に対する市の対応についても、基準に従った迅速な対応が説明された。被害状況の確認のため、職員の迅速な行動が評価された。特に、地震後の非常時の体制については、今後さらなる周知や訓練が必要とされるという意見が多く寄せられた。

最後に、峯嵜貴生議員の質問では、図書館の運営の未来が問いただされた。特に、デジタル化の必要性や指定管理者制度の導入について言及され、これに対しては様々な考え方が共有された。デジタル化の推進の中でも、利用者のニーズに応えるための施策を求める声が多かった。

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議会名令和3年3月羽生市議会定例会
議事録
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