令和6年6月定例羽生市議会が本日、開会される。収益性の高い案件が多く、議会内では議論が予想される。
市長の河田晃明氏は、開会に際し挨拶を行った。この中で、防災アプリ「防災はにゅう」の導入を報告し、市民の安全を確保するために取り組んでいることを強調した。また、内水害対策として、道路冠水の解消や防災行政無線の更新を進めていると述べた。
特に、今回提案された議案は16件であり、重要な議案が含まれている。議案第43号は令和5年度羽生市一般会計補正予算の承認を求めるものであり、過去の執行ミスについての質疑が行われた。議員の中島直樹氏は、「9,500万円もの見落としは市のミスである」と指摘。これに対し、健康福祉部長の塚本恵氏は、「執行管理が不十分だったことをお詫び申し上げる」と回答した。
その他、定額減税調整給付金事業に関する質疑も多くの議員から上がった。市民からの期待が高まる中、各議案に対する討論が行われ、疑問点が次々と提起された。
また、議案第50号では国の物価高騰に対する支援伝での給付金支給に関する議案が確認された。市の財政状況や課税問題についても、議員たちからの意見が続出することが予想される。市長はさらに、個人住民税の定額減税を通じて市民の負担軽減を図る意向を示した。