令和6年度羽生市一般会計予算の概要が提示され、3つの主要なテーマについて質疑が交わされた。特に、井泉小学校、三田ケ谷小学校、村君小学校の再編成に伴う取り組みが注目されている。
井泉小学校の体育館西側と北側への駐車場整備に関して、当局は約1,000平方メートルの整地を行い、少年向けのサッカーコートを2面設置する計画であると説明した。設置場所には現在の樹木を伐採する必要がある。
特に重要な点として、教育部長は「学校の立地変更に関わらず、児童生徒の健康と安全を害さないような配慮が求められる」と強調した。推奨されるサッカーコートの多様な運用も考慮された。
次に、介護保険条例の改正についても様々な意見があり、保険料が9.3%上昇するとされる。市民への影響や他自治体との比較について内容が深掘りされ、特に、市民福祉部長は「社会情勢の変化に呼応した合理的な手段」とし、このような上昇を設定した背景を強調した。
加えて、羽生市給水条例の改正に関する議論も行われ、水道料金の今後の見直し方針についてが確認された。特に、料金が市民生活に与える影響とその周知方法についても強調され、将来的に10年単位での料金改定が必要とされていることが議論された。
最後に、道の駅に関する質疑では、公募を行った結果、1社の申し込みのみだったことが報告された。この決定は、市の透明性を高めるために重要だとされ、関係者からの支援も求められているとのことだった。