令和3年9月定例羽生市議会が9月1日に開催された。
会期は本日から9月27日までの27日間と決定された。議長の島村勉氏は、出席した議員に感謝し、議会運営委員会での協議に基づく会期の決定を報告した。
また、今回の定例会においては、令和2年度一般会計歳入歳出決算や補正予算等、合計で10件の議案が提案されている。市長の河田晃明氏は、ワクチン接種やGIGAスクール整備事業などを含む補正予算に関して、その意義を強調した。
続いて、都市民生委員長報告に対する採決が行われ、継続審査中の請願第1号に関しては、趣旨採択されることが決定された。これは埼玉医療生活協同組合の解散に関連した請願であり、委員長の松本敏夫氏は、請願の内容が既に達成されているとの意見を報告した。
河田市長は、一般会計補正予算の概要を述べる中で、コロナ対策として妊婦や進路選択世代の優先接種が進められ、また自宅療養者への支援策が行われていることを知らせた。
議案第62号から第71号まで含まれる補正予算は、ワクチン接種に関する実施体制や公益事業等の必要な経費を盛り込んでおり、市民生活の安定を図るものと位置づけられた。