令和2年12月定例羽生市議会が本日開会した。
市長の河田晃明氏は、新型コロナウイルスの影響を受ける中で、
市民にはマスク着用や手洗い、換気の徹底を呼びかけた。
年末年始の行動に注意を促し、感染症対策への理解を求めると共に、
本定例会に提案される議案の審議についても重要な意味を持つと語った。
今回提案された議案は、令和2年度羽生市一般会計補正予算など、
合計11件である。郊外整備や福祉関連の施策、
新型コロナウイルス対策に関連する費用が含まれている。
さらに、議会改革特別委員会の設置が決定され、
市議会の透明性向上に向けた検討が実施される予定だ。
会期の決定では、27日から12月2日までの休会を経て、
12月3日に質疑と一般質問が行われる旨が報告され、
決定に対して異議なしとの認識が示された。
議会運営委員長の斉藤隆氏は、
11件の市長提出議案に対する質疑通告の締切を
11月30日までと定めたことも併せて伝えた。
また、議会運営における透明性を求められ、
新たな議会改革の動きにも注目が集まっている。
野中一城議員は、
この改革が羽生市の未来にどう寄与するか、
議論が期待されると述べ、さらなる市民参加の重要性を強調した。
議会改革特別委員会には、5名の議員が選任され、
市政の運営が一層効率的になるように、
取り組んでいく方針が示された。
今後の議会運営は、定例会の進行と共に、
市民の声を反映させる方向で進められるという。
羽生市議会は、
新型コロナウイルスに関連した施策の実施に取り組むと同時に、
議会の透明性の強化や市政への市民参加を推進する。