令和4年9月定例羽生市議会が開会した。市長の河田晃明氏が挨拶を行い、議会運営の重要性を強調した。
議会では、議案の上程が行われ、河田市長は新型コロナウイルス感染症への対策として、ワクチン接種を進めていると述べた。特に、現在の接種率が60歳以上で51.9%に達していることを示唆し、さらなる拡大を図る意向を示した。
市長はまた、台風のシーズンを迎える中で豪雨災害への警戒を促し、地域の水害対策を強化する必要性について述べた。各委員会での審査を委託し、適切な議論がなされることが期待されている。議会運営委員長の斉藤隆議員が、定例会の会期は28日間に設定されたと報告した。
新型コロナ対策に対して新しい補正予算も計上されており、特に水道基本料金の2か月間免除が含まれている。これは影響を受ける家庭への支援策として位置付けられており、予算総額は12億2264万円に達する見込みである。議案は13件提出され、慎重な審議を求めた。
出席した議員たちは市民の生活を守るために、今後の議論を通じて有意義な提案や施策を進める意向を表明している。市長による地域産業の振興策への期待も寄せられたが、具体的な施策や実施時期については今後の議論で明確にする必要がある。