令和5年9月定例羽生市議会が、本日午前9時30分に開会した。
議会運営委員会による会期の決定や諸報告が行われた。
松本敏夫議長は、本会期が9月25日までの28日間であることを確認し、「議員各位の出席に感謝する」と述べた。
続いて、河田晃明市長が挨拶を行った。市長は、来る防災の日にかけての重要性を強調し、防災訓練の実施について説明した。
「防災は行動が求められる」と市長は語り、今年の11月19日には羽生市総合防災訓練が行われることを示した。
市長は、定例会に上程された議案は合計で9件あり、その中には令和4年度の一般会計歳入歳出決算が含まれている。特に、議案第41号として提出された一般会計補正予算について、市長は詳細を説明した。
この補正では、保育所の再編事業や井泉小学校の校舎改造に約9億7千万円が計上されており、注目が集まっている。特に、「公共施設再編として第6及び第7保育所の集約に5億7,465万2,000円を計上し、親子支援に力を入れる」と述べた。
また、議案第42号では、羽生市火災予防条例等の改正に関する提案があり、蓄電池設備についての基準が見直される。これにより、設備の安全性向上と充実を図り、「より安全で安心な生活環境を提供する」と市長は強調した。
出席議員は皆、これらの提案について真剣に議論を交わすことが期待されている。質疑応答は6日から始まる計画で、市政に対する一般質問も行われる予定である。
最終的には、議案に対する採決を行い、羽生市選挙管理委員会の委員及び補充員の選挙も実施される。今後の進展が注視される。