令和2年6月3日、羽生市で6月定例市議会が開会された。
河田晃明市長は新型コロナウイルス感染症の影響を考慮しつつ、議会の運営に配慮を示した。今回の会期は6月19日までの17日間と決定された。
出席した議員は全員であり、経済環境部長は飲食店支援事業とその実施方法について詳細を説明した。具体的には、プレミアム付商品券の発行。上乗せ率は50%で、限定的に市民に提供する計画である。販売方法は郵送と抽選で、混雑を避けるための対策が講じられた。
質疑では、『市内飲食店支援事業』についての質問が相次いだ。峯嵜貴生議員は、販売方法や感染症対策について疑問を呈した。経済環境部長は、混乱防止と感染症対策として、申込み制と指定日時の引換え方式を導入することを説明した。
さらに、議案第25号、特別定額給付金に関する質疑も行われた。柳沢暁議員からは申請書処理の遅延が指摘され、政府のガイダンスを融合したスムーズな申請と振込みを目指すとした。市民福祉部長は、今後も迅速な事務処理を進めると述べた。
最後に、議案はすべて賛成多数で承認され、特に、子育て世帯への臨時特別給付金や飲食店応援チケットなど市民生活支援の動きに関心が寄せられた。議会は午後11時25分に散会した。