令和5年12月定例羽生市議会が11月27日に開会した。
議事には、会期の決定や市長の挨拶、議案の上程が含まれる。
市長の河田晃明氏は、挨拶の中で、地域のイベントについて触れた。
「第12回世界キャラクターさみっとin羽生2023が開かれ、国内外から多くの来場者があった」と述べ、地域の魅力を全国に発信することができたと強調した。
一方、11月19日に実施された総合防災訓練についても言及した。
「実践的な訓練を行うことで、迅速な行動につながると確信している」と述べ、市民の安全を守る意義を示した。
この定例会では、11件の議案が提案された。
特に重要な議案には、羽生市一般会計補正予算や教育に関連した条例の改正案が含まれる。
議案第53号は、羽生市議会の議員報酬および費用弁償等に関する条例の改正案で、これに対しては賛否が分かれた。
斎藤万紀子議員(10番)は、「物価が上昇する中で、議員手当を増額することは望ましくない」と反対の立場を表明した。
一方で、残りの議員たちは全体的に賛成の意見を示し、議案は原案通り可決された。
この他、議案第48号から第52号までの5件も上程され、市長が提案理由を述べた。