令和4年12月14日、羽生市議会では定例会が行われ、複数の議案が審議された。
本議会では、付託議案に対する各委員長(総務文教・都市民生)からの審査報告が行われ、特に議案第63号に関連する一般会計補正予算についての質疑が目立った。総務文教委員長である峯嵜貴生氏は、補正予算に関連する質疑に対し、「燃料価格高騰対策補助金が減額補正となった理由は、申請者が少なかったことが考えられる」と述べた。
また、補正予算の採決については、全体として賛成多数で可決された。一方で、個人情報の保護に関する条例改正に対し、柳沢暁議員は強い反対の意見を表明。「政府によるデータ利活用の名目で、個人情報の外部提供が進む危険性がある」と警鐘を鳴らした。
また、議長辞職や新たな議長選挙が行われ、斉藤隆議員が新議長に就任。副議長には増田敏雄議員が選ばれた。市長の河田晃明氏は、今回の選挙を契機として羽生市議会のさらなる活性化を期待する旨を表明した。
市行政にとって重要なこの会議は、今後の市政運営に大きな影響を与えるものである。議会では、委員会報告に基づき様々な意見が交わされ、地域の政策を見直す重要な機会となった。