令和3年第4回朝霞市議会定例会が12月20日に開催され、各議案に関する審議が行われた。
会議では、特に「令和3年度朝霞市一般会計補正予算第6号」や「朝霞市部室設置条例の一部を改正する条例」が主な議題として取り上げられた。
市の財政状況を踏まえた補正予算案について総務常任委員長の報告を受け、質疑応答が交わされた。
特に、「スクール・サポート・スタッフ配置事業補助金」については、教職員の負担軽減のために必要な施策とされ、委員から強い支持が寄せられた。
また、「議案第62号 朝霞市部室設置条例の一部を改正する条例」に関しても、効率的な運営確保の観点から賛成意見が多く出た。
議案第63号においては、職員の労働条件改善に向けて、勤務時間や休暇に関わる条例が改正されるとの説明があり、これにより、柔軟な労働環境が実現されることが期待されている。
さらには、議案第66号「朝霞市職員の給与に関する条例の改正」についても、職員の給与改善に繋がる内容として多くの議員から賛成の意見があり、賃金水準の向上が求められた。
一方で、「生理の貧困への取り組みを求める請願」については、多くの議員が賛意を示したものの不採択となった。
特に、経済的不安を抱える女性の支援については、引き続き重要な課題であるとの意見が多かった。
また、議長辞職に伴う新議長選挙が行われ、獅子倉千代子議員が新たに議長に選出された。
彼女は会派の合意形成を重視し、議会運営において公平性を保つことを誓った。