令和5年12月27日午前9時より、朝霞市議会定例会が開催された。
本会議では、議案第57号の監査委員選任に関する同意を求める案件が主要な議題となった。市長の富岡勝則氏は、駒牧容子議員の後任として石原茂議員を選任したい旨を説明した。石原議員は長年市議会議員としての経験があり、最適任者であると強調した。
また、駒牧議員の任期が満了となったことも触れられ、これまでの貢献に感謝が表明された。議案に対する質疑はなく、直接的な討論も行われなかったため、岡崎和広議長は即座に採決を実施した。議案第57号は異議なく同意され、石原議員が新たに監査委員に就任する運びとなった。
続いて、日程第二において、閉会中の継続審査の申し出が議題に上がった。教育環境常任委員長の小池貴訓議員および民生常任委員長の宮林智美議員から提出された請願について、引き続き審査を要すると判断され、閉会中の継続審査において審理が続けられることが確認された。
具体的には、令和5年度の請願第4号として「学校給食費の負担軽減を求める請願」と第5号として「高齢者の移動にタクシー代の補助をお願いする請願」が対象となる。
さらに、日程第三では議会運営委員長から担任事務に関する継続審査の申し出があり、これも異議なく決定された。これにより、議会の運営や任期中の諮問事項について、さらなる調査が行われる方針となった。
最後に、すべての付議案件の審議が終了し、岡崎和広議長により令和5年第4回朝霞市議会定例会は閉会した。議会は朝霞市の発展に寄与するため、引き続き市民の声に応える活動を推進していくことが期待される。