令和2年9月17日に行われた令和2年第3回朝霞市議会定例会では、議員による一般質問が行われた。
この日のテーマとして特に目立ったのは、障がい児に関する支援施策や、災害時の備蓄体制、さらに学校生活の向上に関する問題であった。特に、障がい児の保育を巡る質疑では、保育士の加配に対する補助金についての要望があった。加配が必要な児童に対し、保護者の承諾が無くても支援が行える制度の必要性が強調され、保育施設の現状についても議論が交わされた。議員は「医療的ケアが必要な子どもたちがいる家庭へのさらなる支援が求められている」と指摘した。
また、災害備蓄の話題においては、液体ミルクの備蓄が進められたことが紹介された。今年から、液体ミルクと共に使い捨て哺乳瓶も備えられるよう要望もあり、非常時に備えた児童への配慮が求められている。災害時に重要な役割を果たすこの備蓄について、宅配サービスを含む多様なアプローチが不可欠とされ、責任を持った対応が期待されている。
学校生活においては、健康診断の重要性や体育授業での体力向上の施策が挙げられ、規則正しい生活が求められていることが示された。特に、夜の就寝と朝食が体力や学業成績に影響を与えるというデータに基づく指摘も多く、教育や保健指導の重要性が強調された。