令和4年第4回朝霞市議会定例会が、11月24日に開会した。
議題には、会議録署名議員の指名、会期の決定、諸報告が含まれており、市長提案の議案も示された。
まず、会議録署名議員の指名について、獅子倉千代子議長が「4番石川議員、9番外山議員、14番田辺議員を指名します」と述べた。
続いて、会期の決定について、獅子倉議長が「会期は本日から12月15日までの22日間としたい」と提案し、異議なしとの確認がなされた。
また、議長からの諸報告も行われ、9月以降の主要な議事について説明があった。特に、朝霞地区一部事務組合における議案が報告され、育児休業の規定が改正されたことが強調された。さらに、監査委員から提出された出納検査の結果も報告された。
市長富岡勝則氏は、提出した議案について詳細に述べた。議案第78号では、一般会計補正予算を11億9,182万2,000円増額する内容であり、累計額は522億5,205万円となる。
歳入の内訳として、国庫支出金と県支出金が増額され、特に新型コロナウイルスワクチン接種に関する経費が加算されたことに触れた。また、歳出での増額項目には、人件費が含まれており、市民センターや庁舎の維持管理経費なども見直される。
議案第79号以降も補正予算や条例の改正が提案され、具体的には国民健康保険特別会計や下水道事業会計の補正予算について詳しい説明があった。議案第81号では選挙運動用自動車の使用に関する公営条例の改正案が、市長選挙における公費負担の限度額引き上げに関連して提出された。
最後に、新しい監査委員と人権擁護委員の推薦について市長が報告し、そのための人選理由も説明した。
議会は11月30日以降、議題に対する質疑を行う予定で、議員には質疑通告書の提出が求められている。