令和3年12月1日、四條畷市議会の定例議会が開会され、新型コロナウイルス感染症対策用の様々な議案が討議された。
特に目立ったのは、「令和2年度四條畷市一般会計歳入歳出決算の認定について」であった。小原達朗予算決算常任委員会委員長が後年度に黒字を残した決算内容を報告したことから、各議員がその結果を評価する意見を述べた。岸田敦子議員は新型コロナ禍での住民への配慮を強調し、特に医療・福祉・衛生従事者へ感謝金配布を評価した。
次に、四條畷市事務分掌条例の改正についての議案が提案され、施策を効果的に進めるために行政組織の見直しが必要であると説明された。市長の東修平氏は市民主体のサービス提供を推進する意図を示した。
また、報告第10号において、専決処分の報告が行われ、影響を受けた業者に対する処理が検討された。他にも、一般職員および特別職の給与改定に関する議案がいくつかあり、労働条件の改善が求められた。
議題には、コロナウイルス感染症対策としての新たな備品購入に関する議案もあり、その内容に関して議員からの質問が多数上がった。防災用ベッドやマットについて具体的な仕様が議論され、納入業者に対する信頼性や競争入札の適切性についても議場を賑わせた。