令和2年2月定例議会が開催され、主要な議案が審議された。
この議会では、議会議案第7号として庁内情報化関係事務に関する決議が提案された。提案者の藤本美佐子議員は、監査報告書に基づく問題点を指摘し、今後の市政運営における進捗管理の重要性を強調した。
具体的には、進捗管理が不十分だったため、関係事務の実施が遅延したことが報告されている。藤本議員は市長と副市長に対し、監査結果を真摯に受け止め、具体的な対策を講じることを求めた。
続いて、議案は質疑や討論を省略し、全員の賛成により可決された。吉田裕彦議長は、これに対する異議がないことを確認した上で議案を通過させた。
議長の後、東修平市長は、議会決議を受けてのコメントを述べた。市長は、これまでの進捗管理の不備を改めて認識し、今後は市民からの信頼回復に取り組む方針を示した。特に、進捗確認の重要性と関係職員の一丸となった行動が必要であると強調している。
また、市長は自然災害や新型コロナウイルス感染症による影響を振り返り、今後の市民サービス展開や働き方改革の必要性についても言及した。
定例議会は、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、効率的に運営されて来年の市民福祉向上に向けた施策が求められていることが明らかとなった。市長はこの状況に対し、効果的な取組を模索しつつ、議会の役割についても意識を高めていく意向を示した。
最後に、吉田裕彦議長は議会の運営に協力した全てのメンバーに感謝を述べ、本定例議会は閉会したと報告した。