令和5年10月24日、四條畷市役所議場において臨時議会が開かれた。議題には、一般会計補正予算や専決処分の報告が含まれる。
本臨時議会では、まず会議録の署名議員として藤本美佐子議員と岸田敦子議員が指名された。続いて、会期が本日1日と決定され、すべての議員が出席していることが確認された。
特に注目されたのは、議案第24号である令和5年度四條畷市一般会計補正予算(第7号)についての審議であった。市長の東修平氏は、補正予算の歳出計上内容として、特別職報酬等審議会の開催に係る経費などを挙げ、学校給食配送車への車庫整備工事についても設計費を計上したと説明した。この項目については、南森淳一財務部長からも詳細な説明があった。
土井一慶議員は、学校給食の倉庫建設に関し、安心・安全の確保のための理由を問うた。さらに、倉庫が整備されるまでの雨風からの保護についても細かな質問が行われた。教育部長の阪本武郎氏は、納車後も適正にトラックを管理し、ほろをかぶせながら対応していく意向を示した。
また、坂本勇基議員は、予算額が3700万円と高額示されることに対しその適正性を問いた。阪本部長は、トラックのサイズや仕様を考慮した結果との見解を示した。そして、倉庫の整備について近隣住民への影響にも配慮すべきとの意見も出され、合意形成の重要性が強調された。
最終的に、全員一致で議案は可決され、東市長は会の閉会にあたって協力への感謝を伝えた。議員たちは、会議終了後も地域の問題解決に向けた姿勢を維持することを誓いながら、今回の議題を全て議了した。
四條畷市の一般会計補正予算は、地域の教育環境を向上させるべく進められることとなり、今後の動向に注目が集まる。