令和5年6月6日、四條畷市役所で定例議会が開催され、市の一般会計補正予算や介護保険特別会計補正予算など重要な議案が審議された。
まず、一般会計補正予算(第4号)では、市民への商品券配布や移動支援事業を重点的に取り上げた。市長の東修平氏は、物価高騰の中において、全世帯への商品券配布を通じ、市民の生活支援を図るとした。\n地元のデマンドタクシーの実証実験に基づく新たな移動支援事業も発表され、年内からの開始が予定されている。
また、介護保険特別会計補正予算(第1号)では、令和6年度からの介護事業単独実施に向けた取り組みが確認された。新設される地域密着型サービス等運営委員会や、介護認定審査会の設置に伴う委員報酬が計上されていることが報告された。\nこれらは、くすのき広域連合解散に関連している。
石本武郎教育部長は、岡部小学校校舎棟の空調設備整備工事について市立小学校全体へのエアコン設置が進む重要性を強調した。現行のエアコンの耐用年数が迫る中で、学校長からの要望を受けて、必要性の高い特別教室への新設も急がれている。
人権擁護委員及び教育委員会委員についても、新たに適任者が推薦され、全員異議なしで同意が得られた。今後、教育や人権に関連する施策の充実が期待されている。
四條畷市の施策は、地域住民と民主主義的に進められ、今後も市民の声に耳を傾けつつ、効果的に実施されることが望まれる。