令和4年2月24日、四條畷市市議会は定例議会を開催した。
議会では、報告事項や新たな条例の制定に関する議案が議題に上がり、様々な意見が交わされた。市長からは、今後の市政運営についての説明があり、議員たちもそれぞれの立場から質問や意見を述べる場面が多く見受けられた。
一つの重要な議題である「四條畷市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」については、東修平市長が提案理由を説明した。この条例改正は、非常勤職員の育児休業取得要件の緩和を目的としており、育児と職務の両立支援を強化する内容となっている。市長は、「育児休業の制度をさらに柔軟にし、全職員が働きやすい環境を整えることが狙いです」と述べた。
また、一般職の職員給与に関する複数の条例改正案の提案も行われ、こちらについても職員の給与水準に関する質問が出た。渡辺裕議員は、改正後の給与テーブルに不安を持つ発言をし、議論を呼んだ。一方で、総務部長は、「改悪とはならず、全体の運用が改善される見込みです」と強調した。
他にも、地方自治法に従ったテスト運用として、感染症対策としての「ワクチン接種の円滑化」を図る施策が説明された。この施策は市民の生活や健康を守る観点から極めて重要とされ、議員たちも賛意を示した。