令和5年4月25日、四條畷市において臨時議会が開催され、重要な議題が議論されました。議会では、市長の挨拶があり、その後、複数の議案が取り上げられました。
まず、議会期間が本日1日であることが確認され、続いて、報告第21号として、市税条例改正に関する専決処分の報告が行われました。この改正は地方税制の変更に伴うもので、財務部長の南森淳一氏が詳細な説明を行い、四條畷市税条例の改正が必要である理由が述べられました。
次に、議案第59号として、学校給食配送車の購入に関する議案が提出されました。市長の東修平氏は、学校給食配送車を取得する意義を説明し、議会からの承認を求めました。これについても特に異議はないとのことで、可決されました。
また、議案第60号として、四條畷市個別施設計画に関する改訂版が提案され、多くの議員からの意見が交わされました。この計画は、特に新たに設置予定の市民総合センターにおける8施設の統合が主要な議論のポイントです。特別委員会委員長の吉田裕彦氏はこれまでの経過を報告し、各委員からも賛成や反対の意見がありました。賛成派は、集約することによる財政的な利点や市民利便性の向上を強調する一方、反対派は市民参加の不足を指摘しました。
特に、公共施設再編検討会の報告書を基にした議論は重要であるとされ、市民から寄せられた意見の取り扱いや、それによる費用面でも慎重な議論が必要とされました。議案の結果、最終的には可決され、今後の具体的な計画実施に向けた道筋が整えられました。
最後に、議案第61号の令和5年度一般会計補正予算についての説明もなされ、物価高騰により影響を受ける低所得世帯への支援策が盛り込まれていました。これも全員一致で可決され、議会は無事に閉会を迎えました。