令和4年8月24日、四條畷市役所で臨時議会が開催された。
出席した議員は全員であり、重要な審議が進められる。本議会では、補正予算案やシルバー人材センターに関する報告が主な議題として取り上げられた。
東修平市長は、令和4年度四條畷市一般会計補正予算(第3号)について提案した。この予算は、新型コロナウイルス感染症とインフルエンザの同時流行対策を意識し、特に接種が必要な人へのインフルエンザワクチン接種費用を含む。歳入は、財政調整基金の繰入金を増額することにより賄うとされている。
財務部長の南森淳一氏は、補正予算の具体的な内容を説明した。歳出の中には、コロナウイルスワクチンが接種できない方へのインフルエンザ予防接種に必要な経費が含まれている。接種対象は、高リスク群に属する人々で、接種開始は10月15日から予定されている。
また、市営住宅に関する工事予算の増額理由について、柳生駿祐議員が質問した。工事関連の経費増加は、想定以上のコンクリート処分量の増加および不法駐車に関する対策が要因として挙げられた。柳生議員は、前払い金制度の導入についても触れ、今後の検討を促した。
健康福祉部長の阪本律子氏は、インフルエンザワクチン接種の対象者として2373人を想定していると報告した。接種は市内医療機関で行われ、対象者には妊婦や小児が含まれる。また、渡辺裕議員からは、新型コロナウイルスワクチンとの同時接種の検討も求められている。
議会最後の採決では、議案第7号が原案どおり可決された。藤本美佐子議長は、慎重なるご審議に感謝の意を示し、議会を閉会した。今回の協議は、引き続き市民の健康と予算の効率的な運用を目指して行われたことが強調された。