令和3年5月18日、四條畷市役所にて定例議会が開催される。市長の東修平氏が挨拶を述べた後、議会は本日限りの期間と決定された。
会議の主要な議題である下水道事業に関する計算報告や予算の繰越しについての報告が行われた。都市整備部長の亀澤伸氏が説明を行い、継続費の繰越しは13億2200万円であり、予算繰越額は2億6455万円である。これには国庫交付金7200万円が含まれている。
また、議案第1号として提出された寝屋川北部流域下水道鴻池水みらいセンターにおける下水汚泥処理事務の委託廃止については、東市長が提案理由を説明した。この処理場の廃止に伴い、処理事務を廃止するという内容であり、議会で審議が行われた。最終的に、全議員の賛成により可決される。
さらに、四條畷市の令和3年度下水道事業会計補正予算についても審議された。この補正予算は2450万円の必要経費を設定するもので、保守点検業務に係わるものである。詳細な質疑を経て、修正された仕様のもとで新たな入札が予定されている。こちらも全員一致で可決された。
その他、議会規則の改正や水道企業団に関する意見書についても議論がなされ、可決された。議長選挙では、新たに選任された吉田裕彦議員が議長に就任し、吉田涼子議員が副議長に選任されるなど、全体として議会運営に新たな展開が見られる。
全議題が終了した後、東市長は議会運営に対して感謝の言葉を述べ、本定例議会を閉会した。