令和元年10月16日、交野市定例会第2回が開かれ、様々な報告と議案が審議された。
最初に、平成30年度交野市の健全化判断比率について報告があった。艮幸浩企画財政部長は、一般会計は黒字であり、実質赤字比率は発生していないことを明らかにした。また、連結実質赤字比率も改善が見られることが指摘され、財政が健全であることを強調した。報告に対する質疑はなく、議案はそのまま終了した。
続いて、交野市の下水道事業特別会計資金不足比率の報告が行われ、有岡暢晋都市整備部長は、資金不足は発生しなかったと報告。最後まで質疑無く、報告が受理された。
平成30年度の水道事業会計についても松川剛水道事業管理者が報告し、流動資産は30億を超え、資金不足はないとの説明がなされた。質疑はこれまた無く、報告は終了した。
次に、教育委員会委員任命が行われ、黒田実市長が亥埜誠治氏の再任を提案。亥埜氏は多くの教育現場での経験があり、教育行政に適任であるとされた。議案は異議なしで承認された。
続く報告では、平成30年度一般会計、健康保険、介護保険、下水道事業特別会計の歳入・歳出決算認定が一括で提案され、奥野一志副市長は詳細に説明した。全体では412億を超える歳入、402億の歳出で、結果的に10億を超える黒字とのこと。質疑も無く、採決が行われ、認定が承認された。
今後の条例改正についても、複数の議案が提案され、進行中の法改正に対応するための必要な議案が多数含まれていた。これらの議案も特別な質疑なく、各常任委員会に付託されることとなった。