令和4年の交野市定例会では、様々な議題が活発に議論された。
特に、新市庁舎の整備については、南賢治総務部付部長が現在進行中の計画を説明した。庁舎整備基本構想は令和2年3月に策定され、その後の検討が続いているが、事業費が当初予想を上回ることが確認され、一時立ち止まることとなった。具体的には、市民ワークショップと基本構想策定委員会を経て議論され、最終的には新庁舎の候補地が数カ所に絞り込まれた。その結果として、いきいきランド交野を候補地として、さらに地域の特徴を活かした建設計画が進行中であることが強調された。
また、教育行政の中では、(仮称)交野みらい学園についての進捗が注目された。北田千秋教育長は、令和7年の開校を目指し、現在進められている工事の概要を説明。特に、地域の児童たちがどのように新しい環境に適応しているかについて、見守り体制が整えられていることが述べられた。現時点で、児童たちは新しい通学路に慣れ、順調に登校できているとのことである。
熱中症対策についても議論され、特に児童の登下校時のマスク着用に関して国や府の方針を受けて、適切な指導を行う必要があるとの見解が述べられた。さらに、学校における水分補給の重要性や、校内での対策が実施されていることも説明された。