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交野市定例会、外出支援や重層的福祉体制を議論

交野市の定例会で外出支援制度の拡充や福祉に関する重層的支援体制について議論され、子育て支援やまちづくりにも言及された。
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令和5年6月15日に行われた交野市の定例会では、主に福祉行政や子育て支援、まちづくりに関する重要な質問が行われた。

公明党の三浦美代子議員は、外出支援の拡充について質問し、福祉部長の北井多栄子氏が回答した。外出支援制度は令和5年度から拡充され、多くの高齢者に利用されている。特に、ゆうゆうバスの乗車証を持つ方への特例措置が令和7年まで延長されたことが発表された。この経過措置の延長は、交通手段に困る高齢者を支えるために重要であると強調された。

続けて三浦議員は、地域共生社会の実現に向けての重層的支援体制について問うた。北井福祉部長は、包括的な相談支援事業の設立を説明し、地域の課題に対応する体制が構築されていることを明かした。この施策は、既存の相談機関を超えた包括的な支援を実施するもので、大阪府内でも先駆的な取り組みであるという。

また、三浦議員は子育て支援にも言及し、待機児童ゼロを維持するための施策を求めた。健やか部長の島田国久氏は、保育定員の計画的確保について説明し、地域での保育ニーズの増加に応えるための方策を講じていると述べた。しかし、星田北エリアでは、新たな子育て世代の増加が見込まれており、今後も課題は続くとの見解を示した。

さらに、まちづくりに関連した倉治7丁目の歩道整備について中谷政人議員から質問があり、有岡理事兼都市整備部長が進捗状況を報告した。現在、府道交野久御山線の歩道未整備区間について、大阪府との連携で整備を進めていることが明らかになった。歩行者の安全を確保するため、早期の事業化が求められている。

乙辺浄化センターの老朽化対策については、苗村企画財政部長が、総合的な整備計画を策定中であり、地域の発展に寄与する方針であると答えた。これらの施策を通じて、地域の発展と生活の質の向上を目指すことが確認された。

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議会名令和5年6月交野市定例会(第3回)
議事録
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