コモンズ

交野市、令和元年度決算報告で財政健全性を強調

交野市が令和元年度決算報告を行い、実質赤字比率ゼロの結果を受けて財政健全性を強調。
記事公開日:
議会開催日:

令和2年9月4日、交野市の定例会が開かれた。議題には、令和元年度の各種会計決算報告と特別会計の金融状況が含まれている。

市長、黒田実氏は、交野市の財政健全性を確保するための措置を強調し、令和元年度の健全化判断比率について報告した。企画財政部長兼新庁舎整備室担当部長の近田邦彦氏は、実質赤字比率がゼロであることを明らかにした。さらに、連結実質赤字比率や実質公債費比率も早期健全化基準を上回る結果であり、全体的に安定した財政運営が行なわれていることを報告した。

続いて、水道事業管理者職務代理者の松川剛氏が、令和元年度の水道事業会計資金不足比率の絶対的な改善を報告。水道事業の資金剰余額は27億515万円に達し、健全な財政状態を保っている。また、下水道事業会計においても、資金不足がなく、スムーズな運営がなされていると強調した。

日程の中には、公共用地の先行取得といった地域の観光資源強化に向けた議案も含まれ、周辺への影響を考慮して、より多くの市民に利便性を提供するための施策が提案された。教育委員会の委員任命と関連する議案も含まれ、地元教育環境の改善が目指されている。

この他、令和元年度の一般会計の歳入、歳出の決算認定案が議題に上がり、歳入総額は前年度比6%増の252億4549万円、歳出は249億9365万円と報告された。全体として、財政状況が改善傾向にあることが呈示され、今後も持続可能な運営を続けていく方針が示された。

議会開催日
議会名令和2年9月定例会(第5回)
議事録
タイトルの評価記事タイトルは会議録の主要なアジェンダを反映しており、内容とも一致している。
説明文の評価内容が簡潔であり、会議録の主要な情報を的確に伝えている。
本文の評価会議録の内容を正確に反映し、要点を合理的に要約している。

大阪府交野市の最新記事

北河内地区の最新記事

四條畷市大東市守口市寝屋川市枚方市門真市 の最新記事です。