令和3年11月9日、八重瀬町議会は第9回臨時会を開催し、議案第62号と決議第6号の議題を協議した。
議案第62号では、玻名城座嘉武線の災害復旧工事の請負契約について提案された。町長の新垣安弘氏は、契約金額は6036万8000円で、履行期間は140日間と述べた。また、落札業者の山一開発株式会社は、那覇市に所在地を有すると説明された。
経済建設部長の野原一夫氏は、今回の工事では、土工、法面工、排水工、雑工を含む内容であり、工事の安全性と確実性を重視したと強調した。議員からは、入札参加業者のランク付けについても質問が寄せられ、ランク付けは県と町で協調し実施していることを明らかにした。
質疑応答の中では、本村繁議員が入札の透明性について疑問を呈し、落札率が98%と高水準であることに懸念を示しました。これに対し、副町長の石川勝弘氏は、業者の競合状況を調査する必要性を指摘した。議会では、地元業者の保護と育成についても議論が交わされた。
町長の新垣安弘氏は、入札制度を見直し、地元業者への優先的な応札を考慮すべきだとの意見に同意し、継続的な検討を約束した。特に、工事に関しては地元企業が受注できるよう努力する意向を表明した。
最終的に、議案第62号は賛成多数で可決され、ガラス製品が適用される法案ではありませんが、今後の工事の進捗は地域住民にとって大変重要であり、注意深く見守られることが期待されています。