令和６年６月３日、八重瀬町議会第３回定例会が開会し、重要な議案が審議された。
中でも、町長の新垣安弘氏は、これまでの行政報告において、数々の町民イベントや行政活動に参加したことを述べた。特に、地産地消フェアや各種団体総会の出席を強調した。
さらに、議題に上った「令和５年度八重瀬町一般会計繰越明許費繰越計算書」では、副町長の石川勝弘氏が具体的な繰越額を明示し、町の財政状況についての透明性を図った。特に、給付金事業や農業基盤整備に大きな金額が繰越されていることが話題になった。
また、複数の条例の改正案も審議され、特に八重瀬町固定資産税条例の一部改正や後期高齢者医療広域連合の改正についても話し合われた。これにより、町民に対して公平な税制を目指すとされた。新たに導入される資格確認書は、県全体の統一制度に基づくもので、後期高齢者医療の効率化が期待される。
一方、具志頭運動公園多目的広場の廃止案も協議され、地元のスポーツ少年団に対し、大きな影響が予想されることに町民から不安の声が上がった。この件については、町長が子どもたちへの影響を考慮し、代替地の確保に尽力すると述べた。
今回の議会では、特に、行政の透明性や住民福祉向上に向けた施策が焦点となっており、町長や議会は一体となって、より良い町づくりに邁進する姿勢が強調された。今後も多様な意見を取り入れながら、計画的な施策推進が求められる。