令和3年12月8日、八重瀬町議会第11回定例会が開かれ、5つの主要議案が審議された。
まず、令和3年度八重瀬町一般会計補正予算(第9号)が提出され、予算の総額158億9,783万6,000円を158億6,446万1,000円に変更することが承認された。この補正予算の主な理由には、コロナウイルス対策として新型ワクチン接種の追加接種費用や子育て世帯への臨時特別給付金費用が含まれている。
続いて、令和3年度八重瀬町国民健康保険特別会計補正予算(第4号)についてが提案された。この内容は、県からの補助金や繰入金を含み、最終的には国民健康保険事業全体の健全化を目指すことを目的としている。特に今回は、国保税還付に関する項目が含まれ、数名に対し還付されることになる。
いくつかの議員からは、一般会計における補正予算の実施について具体的な事例が挙げられた。特に、プレミアム商品券の販売実績の不足について強い指摘があり、町民への効果的な施策の必要性を訴えた。
次に、土地区画整理事業特別会計補正予算(第3号)の審議が行われた。この予算に関しては、埋立地の利用促進に向けた取り組みや、子どもたちの安全指向的な施策であるフェンスの設置が強調された。
最終的に、いくつかの議案が審議され内容も上程され、すべて賛成多数で承認に至った。議会の模様を見て取ると、各議員が具体的な課題に真摯に取り組む姿勢がうかがえた。この定例会では、八重瀬町の令和4年度に向けての継続的な施策が期待される。