令和元年五月、八重瀬町の臨時議会が開催され、重要な議案が可決された。この臨時会では、町長が提出した税条例改正や、補正予算に関する議案が審議された。
会議は、令和元年5月22日午前10時に開会された。議長の金城秀雄氏が進行を務め、16名の議員全員が出席している中、さまざまな議題が議論された。この中で特に注目を集めたのは、八重瀬町税条例に関する承認第1号及び固定資産税に関する承認第2号だ。町長の新垣安弘氏は、「税条例の一部改正が必要であると考え、議会に報告し、その承認を求める」と述べた。
また、議案第29号では、令和元年度八重瀬町一般会計補正予算が提示された。財政課長の神谷学氏は、「歳入歳出予算の総額に6,773万2,000円を増額し、127億473万2,000円になる」と説明した。これにより、町の各種団体への支援や地域振興策の推進が期待される。さらには、同時に議案第30号として八重瀬町国民健康保険の特別会計補正予算が提案され、こちらも可決された。
議員派遣の件についても言及され、これに関する決議第4号が採決されるなど、議会の円滑な運営が続けられた。議長は、「本日に行われた議決問題の整理を議長に委任することに異議はない」とし、会議は11時17分に閉会した。
今回の臨時議会は、一日限りの短いものであったが、重要な議案がスムーズに審議され、町民の生活に関わる大切な決定が行われた。今後の町の運営に期待が寄せられるところである。