令和元年11月25日、八重瀬町議会第8回臨時会が開催され、議案第55号から議案第57号について審議が行われた。
議案第55号は、令和元年度八重瀬町一般会計補正予算(第7号)であり、歳入歳出それぞれ200万円の増額により、予算総額は134億5,646万6,000円となる。町長の新垣安弘氏は、「補正の理由として、ソロモン諸島との連携交流事業の補助金を受ける」と述べた。
次に議案第56号について、伊覇38街区宅地造成工事の変更請負契約を締結する内容が提案された。町長は、「工事の主な工種はもたれ式現場打ち擁壁であり、作業員不足のため工期を延長する必要がある」と説明。工期は令和元年11月29日から令和2年2月14日まで延長される。
さらに、議案第57号が議題に上がった。八重瀬町観光拠点施設と観光地域交流宿泊施設の指定管理者を日本総合整美株式会社に指定する件で、再提案の流れとなった。議論は熱を帯び、過去に否決された経緯も踏まえて簒奪した意見が飛び交った。特に厳しい意見がある中、町長は「新たな指定管理者の選定は過去の意見を踏まえた議論が必要」と強調。テナントとのトラブルが懸念される状況にあるが、現管理者が積み上げた実績を踏まえ、議会内では賛成意見も多く見られた。