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八重瀬町議会第2回定例会、交通安全と教育支援を議論

町道西部線の拡幅整備や小学生無料塾の効果的な拡充が議論された議会。環境課題への取組みと自助意識の強化が強調される。
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令和5年3月22日に開催された八重瀬町議会第2回定例会では、町道西部線の拡幅整備と交通安全対策についての議論が行われた。特に、西部線は交通量が多く、歩道が未整備の区間が存在することから、町民の安全確保が重要な課題であることを再確認した。

神谷清一議員は、町道西部線の交通量調査や歩道整備の進捗に対し、町長が防災・減災を優先するために整備が後手に回っていることに懸念を示した。また、志多伯東交差点にラウンドアバウト方式の導入や、伊覇の区画整理地域での改良を提案し、交通事故防止に向けた迅速な対応を求めた。

町長は、現在、各種道路整備の計画を進めているものの、西部線の整備が遅れていることに理解を求めたうえで、今後も県と協力し交通安全を考慮した整備に努めると述べた。さらに、次期計画や新たな道路整備の必要性についても検討を続けていくことを約束した。

2点目の議題については、八重瀬町の小学生を対象にした無料塾の実施状況が報告された。教育長によると、これまでの切磋琢磨学力アップ事業の成果は、数学対策を通じて目覚ましい進展が示されており、令和5年度には全教科に拡大する予定だという。また、地域の子どもたちが利用しやすくなるよう、具志頭地域への教室設置の可能性についても前向きに検討する方針であると発表した。

最後に、防災対策についても話題に上り、町の防災計画の見直しが進む中で、防災教育や地域の自主防災組織の強化が求められている。神谷議員は、八重瀬町の自主防災組織の現状が低調であることを指摘し、さらなる取り組みの強化を訴えた。町長は、来るべき災害に備えるため、地域の人々が協力し合い、結束することが重要であると結論付けた。

このように、議会では地域社会の安全と教育の充実を図る施策が議論され、今後の取り組みが期待されている。

議会開催日
議会名令和5年3月八重瀬町議会第2回定例会
議事録
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