令和5年3月24日、八重瀬町議会は第2回定例会を開催した。
本会議では令和5年度の各会計予算案が一括議題にされ、総務厚生常任委員会の金城秀雄委員長から委員会審査報告が行われた。
審査の結果、議案第10号から第12号の一般会計予算及び特別会計予算が原案通り可決されたことが報告された。議案第10号の一般会計予算は、多岐にわたる施策が盛り込まれており、特に待機児童対策に対して疑問の声が上がった。神谷信夫議員は、計上されていない予算による待機児童数の深刻化を指摘した。
また、議案第13号と第14号の集落排水事業特別会計及び土地区画整理事業特別会計予算についても原案可決となった。経済産業文教常任委員会の神谷清一委員長からも報告があり、出席議員はその内容を了承した。
さらに、今回の議会では八重瀬町の個人情報保護に関する条例の制定が発議された。平良真也議員が提案し、地方自治法の改正に伴い必要性があると説明した。条例の内容では、個人情報の取り扱いや保護についての適正な取扱いが求められることが強調された。
会議は各議案に対する質疑が行われた後、円滑に進行し、全ての議案は原案通り可決された。特に、待機児童対策の進捗については、今後の重要なテーマとして認識されている。