令和4年10月7日に開催された八重瀬町議会第8回定例会では、5件の予算決算認定や2件の同意事項が議題に上がった。
主な議題の一つである令和3年度八重瀬町一般会計歳入歳出決算認定について、町長の新垣安弘氏が詳細な説明を行った。一般会計歳入決算額は約180億円に上り、収入率は97.82%と示された。歳出決算額は171億円で、執行率は93.02%であった。余剰金は約8億4千万円であり、実質収支は良好であると報告された。
また、国民健康保険特別会計については、歳入決算額が約37億7千万円、執行率は97.92%となった。町長は、健康保険制度の安定に向けた取り組みも強調した。議会では、質疑がありませんでしたが、各議案はそれぞれ総務厚生常任委員会に付託されることが決まった。
さらに、監査委員の選任や教育委員会委員の任命についても審議された。新垣安弘町長からは監査委員候補の米増雄二氏の経歴が説明され、無記名投票で賛成全員という結果で選任が決議された。教育委員会委員には西原美喜絵氏が推薦され、こちらも賛成全員で任命が決定した。
会議全体を通じて、議員たちは確認作業を黙々と進め、各議案の付託および選任については議会としての意義を強く感じる内容となった。最後に、議長の神谷たか子氏が散会を宣言し、会議は無事終了した。