令和3年11月24日、八重瀬町議会は第10回臨時会を開会した。
会期は1日間と定められ、議長の金城秀雄氏が開会の宣告を行った。
議題には、意見書第6号が含まれており、議事は迅速に進行した。
この意見書は、海底火山噴火による漂流漂着軽石の問題について提起されたものである。
議案の提出者である米増雄二議員は、今年8月に発生した噴火により多くの軽石が漂着し、漁業に深刻な影響を及ぼしていると報告した。
特に、古琉球の漁港は軽石によって覆われ、漁業者の出港が困難な状況となっている。
沖縄県の調査によれば、漂着した軽石が県内各地で被害をもたらしていることが明らかになった。
意見書では、政府と沖縄県に対し、漂着軽石の現状把握や被害を受けた事業者への補償、人と政府間の連携体制の構築、国による軽石の除去を求める内容が提起された。
本議会では、意見書の委員会付託や質疑を省略することが決議され、その後、意見書は原案の通り可決された。
最後に、議長の金城秀雄氏が閉会を宣告し、全ての日程が終了したことを報告した。